tk's diary

2023年4月~5月上旬の日記 ~ 2つの記念日と救急搬送

tkです。GWも半ばといったところですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。4月で新しい環境に身を置くことになった方もいると思いますが、そろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。

今回もオムニバス形式の日記です。タイトルに不穏な文字がありますが、これについては後述します。

 

さて、Twitter で呟いたのですが、先日2023年4月17日は妻と出会って10周年の記念日でした。普段は出会った記念日までは祝ってないのですが、10周年ということで、ささやかにお祝いしました。

1枚目の写真は趣味であるカフェモーニングですね。このカフェは店舗をリニューアルしたということで店内が綺麗になっていましたが、どこか懐かしいレトロな雰囲気は失われていませんでした。

カフェ店内。平日朝ということで客も少なく静かでした。

実はこのカフェ、昨年の結婚記念日の時にクソデカパフェを頼んだ店なのですが(2022年5月11日の記事を参照)、物価高の煽りかリニューアルによる経営合理化か、クソデカパフェはメニューからなくなっていました。残念。追悼の意を込めて、写真を載せておきます。

昨年の結婚記念日に食べたクソデカパフェ。今はもう食べられない……

2枚目の写真は……見れば分かりますが、庭園です。実はこういった庭園を散歩するのも好きなんですよね(年寄り臭いですが)。都会のど真ん中に区営の庭園がどーんと広がっており、入場も無料です。

庭園の写真。Twitter に載せた写真とは逆側から撮影してます。

こうした緑の中に身を置いていると、時間がゆったりと流れる気がします。普段忙しい現代社会を生きているからこそ、こういった時間は大切にしたいものです。

なお、庭園にいるとき、フォトウェディングを撮影していると思しき夫婦にも出会いました。この庭園は某大学の近くなので、その大学の卒業生だろうなあとか思いました。

3枚目の写真は母校である某大学の新しい建物です(調べればすぐに分かりそうですが一応某大学としています)。私たちが大学生だった時にはなかった建物ですね。

THE・現代の建物という雰囲気で、この建物を建てたのは某大学にしては中々革新的な試みなのではないでしょうか。しかしこの建物、革新的というだけではなく、大学構内の緑と調和しており、上手く共存している印象を受けました。

建物の中はこんな感じ。中々気持ちの良い空間になっています。

某大学の新しい建物の中。1階にタリーズが入っています。

一通り大学構内を散歩した後、3限が始まるくらいの時間になったので学食に行って昼食にします(お昼休みの時間帯は死ぬほど混んでました)。気分は学生です。

ランチ。値段は(忘れてしまいましたが)確か500円弱だったと思います。

味はまあ値段相応といったところ。学生時代はケミカルラーメンだ何だと馬鹿にしていた学食ですが、この物価高の時代に300~500円のランチを提供しているのは立派だと思います。想像ですが、大学の予算が赤字分を補填していたりするのでしょう。

それから、ツイートの写真には載せていませんが、この日にオカムラというワークチェアで有名なメーカーのショールームに行ってきました。私はオカムラのシルフィーを愛用しているのですが、妻もオカムラのワークチェアの座り心地にハマり、2脚目のワークチェアが欲しくなったのですね。

千代田区の一等地に広々とした面積でショールームをやっているのは流石オカムラ。ワークチェアだけでなく、病院の待合室や研究所などを模した空間があり、様々なオフィスの形を提案しているようでした。別に私たちは法人客ではありませんが、見てるだけでも楽しいです。

肝心のワークチェアですが、コスパ重視でフルーエントにすることに決めました。コンテッサなんてとても手が出せないし、コーラルとかも良いなあと思ったんですけどやっぱりお高いんですよね(貧民)。フルーエントはアンクルチルトリクライニングや異硬度クッションといったオカムラのワークチェアならではの特徴を搭載しつつ値段が抑えられたコンパクトでハイコスパなモデルになっています。既に注文したので、届くのが楽しみです。

↑の Twitter の投稿の話に戻りますが、4枚目の写真は池袋のコウペンちゃんダイナーというお店の写真です。所謂コラボカフェですが、ちゃんとご飯らしいご飯も出てきます。因みに、映っているぬいぐるみは店内の備品です。

店内はこんな感じ。

コウペンちゃんダイナー店内。所狭しとコウペンちゃんグッズが並びます。

Twitter 投稿に映っている写真の料理はバーガーセットとガーリックライス・ステーキセット(注文するメニューは事前に決めていった)、なんとそれぞれ1,870円もします。コラボカフェ特有の暴利ですね。普通のお店で食べたら1,000円くらいで食べられそう。

ただ、この手のコラボカフェにしては味は結構本格的で、美味しかったです。(写真では表現し切れていませんが)店内の飾り付けも細部まで凝っている印象を受けました。

追加で食後のデザートとコーヒーを注文します。

デザートとコーヒー。コーヒーですがクリームたっぷり(コウペンちゃんなので)。

スプーンにのっているのはコウペンちゃん型の砂糖です。コーヒーに浮かべたりして楽しめるかな~とか思ったのですが、入れたらすぐに溶けて行ってしまい悲しかったです(砂糖なのでそれはそう)。

こちらもそれぞれ1,000円以上しますが味は美味しく、コウペンちゃん型砂糖など中々凝ってるなと思いました。

平日の夜の早い時間に入店して、私たちが食べ終わる事にはほぼ満席になっていたので、結構成功している部類のコラボカフェなんだと思いました。これだけ暴利にしても(私たち含め)客は来るからこそ、様々なコラボカフェが行われているんだな~と思いました。

 

さて、お次は4年目の結婚記念日です! ……といっても、ツイートにある通り、大したことはしてないのですが。

この日は『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』を観に行きました。毎年映画館にコナン映画を観に行くのが習慣と化しています。職場の福利厚生の一環として、一般料金の半額以下で映画が観られるのがありがたいところですね。

作品の感想とかはネタバレを気にして何も言えないんですが、とても面白かったです(クソレビュー)。コナン映画史上最高傑作と評する人が多いのも何か分かる気がします。今回、試写会の段階で一部界隈が炎上(?)していたらしいですが、そんなものを吹き飛ばすエネルギーを感じましたね。コナン特有のツッコミどころも多々ありましたが、そういうのも含めて楽しめる作品なんだと思います。

コナン映画を観た以外はちょっと良い食事をしたというくらいです。スーパーで100g700円以上もする黒毛和牛を買いました。100g700円以上って普段は絶対に買えない部類のお肉ですよね。とても美味しかったです(クソレビュー)。

 

――― 以下、救急搬送された話です。少し汚い描写を含みます。 ―――

 

「流れ変わったな」と感じられるかもしれませんが、ここから救急搬送されたお話を書きます。

5/2(火)、事の始まりは起床時です。過呼吸気味の状態で眼を覚ましました。呼吸以外の体調も全体的におかしく、歩いて移動するのもままならないような状態です。5/1(月)の寝る前は元気だったし、睡眠時間は十分確保してるのに、おかしいなあと思いつつもう一眠りしました。

それで呼吸自体は通常のものになったのですが、相変わらず起き上がっているのが辛く、食欲も沸きません。何かが胃に詰まっているような感じもします。朝のルーティーンである目薬(5本を5分間隔で点眼しないといけないので最低20分かかる)と朝食(ヨーグルト)を何とか済ませると、胃や食堂から食べ物が逆流しないように枕を高くして横になります。

しばらくして、腹痛と猛烈な下痢が始まりました。最後の方はもはや下痢というレベルではありません。ほとんど液体です。所謂水様便というやつで、(真面目な話)うんち学的には最悪レベルのうんちの一種とされています。

こんな状態で固形物が何も食べられそうにないので、昼食は摂れず、スポーツドリンクで代用しました。

そこからまたずーっと横になって過ごしたのですが、夕食時になっても何も食べられそうになく、スポーツドリンクを飲んでいたのですが、ある時、スポーツドリンクを飲んでから数十秒後に「あ、これ吐きそうだな」という感覚があり、急いで百均の桶(嘔吐物用)を手に取り、その週十秒後に嘔吐しました。

嘔吐している時は苦しいですが、こういう時って嘔吐が終わると不思議と楽になるものです。嘔吐物は、ほとんどが水と胃液で構成されているであろうサラサラの液体で、固形物は(昨夜食べた)人参やキノコの細かい断片が僅かにあるのみでした。今日固形物を口にしてないから綺麗な嘔吐物だな、とか、食物繊維は消化されるのに時間がかかるという知識と合致してるな、とか、そういったことを冷静に考えたのを覚えています。

その後、夜のルーティーンである目薬(6本を5分間隔で点眼しないといけないので最低25分かかる)を何とかやっていると、また同じように嘔吐の気配を感じた為急いで準備し、その数十秒後に嘔吐(2回目)しました。1回目の嘔吐の後に水を普通に飲んでしまったのがこの嘔吐の一因になったのかなと思います。

嘔吐後、目薬は何とか終わらせましたが、何かを口にすると嘔吐するので口に入れることができず、水分も栄養も摂れず、身体が弱っていきました。顔色がかなり悪かった為、妻が救急車を呼ぶ決断をし、119番に通報しました。

妻の話によると、通報して10分程度で来てくれたようで、流石と言わざるを得ません。私は担架に乗せられ、妻は同伴者の椅子で、質問を受けながら救急車で近くの病院に向かいます。病院では、まず点滴・採血の注射を行い(針が太い!)、その後CT・レントゲン検査を行うという流れでした。勿論、私は担架の上に寝かされたまま事が運びます。

当直医と思しき若い男性の検査後の話によると、どうやら細菌性腸炎とのことで、腸が炎症でいたるところがむくんでしまっており、胃から腸への流れが悪く、結果胃から逆流して嘔吐している……とのことでした。胃が原因ではなかったのですね。脱水等の症状もあるが、入院するほどのものではないとのことで、自宅療養で様子を見ることに。整腸薬と抗生物質が処方され、飲み物はごく少量ずつを飲むようにと指導を受けました。

私が救急搬送されて一番驚いたのは点滴の力です。当直医との話が終わる頃になると、搬送前と比べて体力・気力共にかなり回復していました。病院から自宅への帰り道(徒歩20分程度)を徒歩で帰れたほどです。病院で行った治療といえば点滴のみですので、これは点滴で体内に直接栄養を入れたことによるものと思われます。点滴って凄いなと思うと共に、体内の栄養の大切さを実感させられます。

因みに、緊急搬送にかかった料金は約1万6,000円ほどでした。深夜に救急で搬送されたり(検査費がお高い)CTを撮ったりしている割には安く済んだな~という感じです。

翌日5/3(水)、この日は固形物を一切口にせず、栄養はスポーツドリンクやジュースをちびちび飲むことで補給しました。普段は糖質が多いから・砂糖がドバドバ入ってるからという理由で毛嫌いしている清涼飲料水ですが、こういう時は便利ですね。

合わせて、経口補水液 OS-1 も飲みます。味はしょっぱくてあんま美味しくないスポーツドリンクといった感じです。栄養表示を見ると、100ml あたりのカロリーがポカリスエットが25kcal、OS-1 は 10kcal と、ポカリに比べて低カロリーでした。経口補水液という商品の性質上、あまり味を美味しくする必要はなく、使っている砂糖の量が少ないと考えられます。

整腸薬と抗生物質もしっかり服用します(空腹時にも服用可)。下痢はまだ続いていますが、体調は明らかに前日より良く、回復に向かっているのが実感できました。

そして本日5/4(木)、ここまでくるとかなり回復して、朝食に卵粥、昼食にうどんを食べました。久しぶりのまともで温かな食事です。ちょっと感動しました。

 

こういう細菌性の病気って怖いんだな、ということが実感できた一幕でした。人類の歴史を紐解くと、長い歴史の中で、感染症やこうした細菌性の病気が多くの人類を殺してきました。今は華やかなイメージがあるヨーロッパも、中世は汚物まみれだった……という有名な話もありますし、昔の公衆衛生のレベルなんてそんなものなんですね。現代の清潔な環境に生きていることに感謝です。

しかし……本当、何で細菌性腸炎になったんでしょうね。ウチの家庭は何かを生で食べることをあまりしない家庭で、卵とかも基本生で食べないようにしてるので、何から感染したのかさっぱり分かりません。

 

この一連の騒動のせいで、友人と会う予定や実家に帰省する予定がキャンセルとなってしまいました。まぁ……命あることに感謝することとしましょう、という感じで締め、筆を置くことにします。