tk's diary

2022年9月1日~9月3日 伊豆・鎌倉小旅行

tkです。2022年9月1日(木)~3日(土)に妻と2人で伊豆・鎌倉への小旅行に行ってきましたのでこのことについて書こうと思います。

この度妻の仕事上のお祝い事がありまして、妻がずっと行きたがっていた高級温泉宿に行くことが旅の目的になります。まあ、あまり観光をしていないので、旅行と呼んでいいのかはちょっと怪しいですが……

 

1日目(9/1)

まずは東京に出ます。千葉の民なので東京に出ないと始まりません。

折角東京まで出るということで、東京のカフェでモーニングします。本日のモーニングはここ cafe Lapin でいただきましょう!

cafe Lapin(ラパン)。フランス語で「うさぎ」という意味があります。

上野・御徒町界隈にあるカフェで、ネットの評判がたいそう良い店です。実際に行ってみたところ、雰囲気がとても良かったです。

店内は薄暗く分かりづらい段差もある為、目の悪い私には辛いところですが、お手洗いに行く時店員さんが段差があることを教えてくれました。こういう気遣いの細やかさは素晴らしいですね。

手前はクロワッサン/カフェオレ、奥は卵トースト/紅茶。いずれも750円。

モーニングは画像の通りですが、こちらも凄く良かったです。クロワッサンはバターが芳醇でサクサク、カフェオレも濃厚で且つ好きな味でした。卵トーストには卵がふんだんにトッピングされており(画像の通り山盛り!)、美味しかったです。

値段は各750円とカフェのモーニングとしてはまあ普通ですが、平常時のメニューが飲み物単品で600円くらいしたりするので、モーニング時のお得さが際立っていますね。

非常に質の良い、満足度の高いカフェでした。家の近くにこのカフェがあったらなあというようなことを妻と話していました。

さて、伊豆へと移動します。普段なら特急である「踊り子」を(ネット割引を駆使してコスパ良く)使うのですが、今日はお祝いの日ということで、移動手段もワンランク上のものを使います。

その名もサフィール踊り子です。公式ページはこちらになります。移動時間中も優雅な時間を過ごせる旅を、というコンセプトです。早い話が踊り子の上位互換ですね。

www.jreast.co.jp

そんなサフィール踊り子に乗ることもこの旅の目的の1つです。早速乗り込んでいきましょう!

サフィール踊り子。サフィールはフランス語で「サファイヤ」の意味。

8両編成で、1号車がプレミアムグリーン、2~3号車が個室グリーン、4号車がカフェテリア(!)、5~8号車が(普通の)グリーンという構成です。僕たちが取った席はプレミアムグリーンになります。車内はこんな感じ。

プレミアムグリーン車内。2シートで椅子のある部分の床は絨毯になっています。

で、座席はこんな感じ。

プレミアムグリーンの座席。肘掛付きの革張り椅子でリクライニングも自由自在。

テンション上がってきた!!!!!

高級感ある見た目で、座り心地も抜群でした。リクライニングも肘掛のボタンで好みに調整することができ、機能面も申し分ありません。因みにですが、テーブルは肘掛の中に収納されていました。

折角なので、車内を探検してみます(あんまり乗る機会もないので……)。

まずは個室グリーン車。その名の通り個室で、通路からはガラス張りの壁で仕切られています。個室内は革張りのソファやテーブル、コンセントなどがあり、さながら小さなカフェのようでした。

個室グリーン車(2,3号車)の廊下部分。

お次はカフェテリア。なんと車内にカフェがあるんです! 見ると、オープンキッチン内で乗務員さんが働いています。オープンキッチンというのもあり、かなり開けた感じの印象です。

カフェテリアブース(4号車)

以降は通常のグリーン車になっています。

グリーン車(5号車以降)。こちらは3シート。

探検を終え、自分たちの座席に戻ります。カフェテラスで楽しむのも良いですが、今回は高い座席(プレミアムグリーン)にしたので自分たちの座席で乗車時間を楽しむことにしました。あらかじめ駅で買っておいた駅弁とか、車内販売でサフィール踊り子限定という触れ込みのアイスクリームを楽しみます。

駅で買った駅弁。デザインも良い感じです。秋を感じますね。

アイスクリーム。車内販売特有のカチカチアイスでした。

そうこうしている内に伊東駅に到着。車内での一時はあっという間でした。普段は退屈な移動時間もこんな風に優雅に過ごせると充実感があります。

伊東駅には何度も来ているので分かり切ったことですが、駅前は相変わらずの虚無です。皆大好きテナントが何も入っていない虚無ビル(廃ビル?)も健在。

伊東駅駅前。写真右側に虚無ビル。

伊東駅前からタクシーで宿まで移動します。上級国民ではないので普段ならタクシーなんて使わないのですが、伊東駅~宿のタクシー代は宿からキャッシュバックされるので今回は堂々と使います。

観光名所(?)オレンジビーチを通過して、海沿いにある宿に到着。泊まりたかった宿はここ、『風の薫 UMI』です!

www.kazenokaori.jp

1階部分は駐車場になっており、タクシーを降りるとスタッフさんのお出迎えがありました。スタッフさんに連れられ、エレベーターで2階へ。

2階では広大なロビーがお出迎え。8階までの吹き抜けと、その吹き抜け部分全面が窓になっており、窓からは海を見ることができます。開放感は抜群です。

ロビー(2階)。置いてある家具もリゾート感があります。

ウェルカムサービスを受けながらチェックインの手続きをします。

ウェルカムサービス。手前はたんぽぽコーヒー(カフェインレス)。

手続きを済ませたら部屋へとエレベーターで向かいます。この宿は4~8階が客室になっているのですが、1階につき客室が4部屋しかなく、宿全体で4×5=20部屋しかありません。贅沢ですね。

エレベーターが開くと、エレベーターホールからもオーシャンビュー。2階ロビーから続く吹き抜けの窓ですね。

客間がある階の廊下からの景色。

泊まったお部屋はこちら。居間部分は和室、ベッド部分は洋室の和洋一間です。

お部屋。ちゃんと窓際の(旅館によくある)スペースも完備しています。

そしてここが宿の大きな売りポイントなのですが、個室露天風呂が付いています! この宿は全室が個室露天風呂付きなのです。露天風呂からは当然の権利のように海が一望でき、抜群の開放感です。

個室露天風呂。窓際のスペースから繋がっています。

個室露天風呂とは別に内風呂もきちんと付いています。こちらも檜の設えで良い感じ。

内風呂。木の温かみが感じられて、趣がありますね。

これら部屋に備え付けの露天風呂・内湯とは別に、宿の9階にはなんと貸切風呂が2つも付いています。

貸切風呂『薫』。予約制ではなく、他のグループがいなければ使えるというシステム。

なんて贅沢なんだ……! 入る風呂がマジでいっぱいあります。どの風呂も他の利用者の目を気にせず使えるので、とてものんびりできますね。

あとこれはどうでもいいんですがゲームの貸出があるようです。こんな豪勢な旅館に来てまで誰がやるんだろうか……。

ゲーム貸出リスト。パーティーゲーはともかく、1人ゲーは誰がやるんだろうか。

お部屋チェックが一段落したら、宿を探索していきます。

ここは9階(貸切風呂)と同じ階にある空中庭園です。スマホ台があるのでタイマーで自撮りすることができます(しました)。

9階空中庭園。コーヒーの提供(セルフ)があります。

2階には海の見える足湯バーと称した展望スペースがあります。展望スペース多いな! ワイン(ノンアルですが)の提供があるので、海を眺めながらワインを楽しむという上級国民ごっこができます。

2階展望スペース、ノンアルワインの提供。

同じ2階には漫画ライブラリがありましたが……『五等分の花嫁』とか『かぐや様は告らせたい』とか、ちょいちょいオタク漫画があります(言うまでもありませんが、僕はキモ=オタクなので両方とも既読です)。

2階漫画ライブラリ。チョイスが謎……

お風呂に入ったりして宿で無限お籠りをしていると、まだ陽は高いですが夕食の時間になりました。そんなわけで夕食会場へ Go!

夕食会場(2階レストラン)。ここからも海が見えます。

夕食は勿論コース料理です。お品書きはこんな感じ。

夕食のお品書き。旅館にありがちですね。

コース料理スタイルで一品一品出てくるので全部は写真に載せられませんが、一部だけ載せておきます。

食前酒・前菜。食前酒はノンアルコールにしました。

食後の白ワイン。何かそれっぽいアングル。

どの料理もとても趣向が凝らされていて、味だけでなく見た目も楽しめるものでした。

↑のお品書きの水菓子はお部屋に置いてありました。レストランではなくお部屋での提供なのは何か理由があるんでしょうか? 聞いておけば良かった。。。

2人分の水菓子 in お部屋

再びのお籠りタイムの後、バータイムに再びレストランが開放され、お酒とラーメンの提供がありました。太りそうだけど無料だと食べてしまう……(乞食精神)

バータイム。メロン(アルコール)とライチウーロン(ノンアル)。

ラーメンは醤油と塩の2つの味がありました。おかわりして両方食べました。

このバータイム、旅の川柳を考えるという企画があり、その日のベスト川柳に選ばれると粗品が贈られるということで、折角なので2つ考えてみました。片方は妻名義ですが両方僕が考えたものです。粗品が欲しいのでフルで宿に媚売りした川柳になってます。

旅の川柳2句。両方とも宿名にちなんだ川柳です(媚売り)。

結果発表は明日なので、楽しみにしつつ休みます。普段は食後3時間くらいまでは眠らないようにしているのですが、まあ今日くらいは良いでしょう。

 

2日目(9/2)

お部屋の中に入ってくる太陽の日差しで自然起床しました。やっぱり窓が大きいと良いですね! 寝具が良かった(シモンズとかテンピュールとか)のもあり、寝起きはかなり良かったです。

寝起きに朝風呂を決め、いざ朝食へ! 朝食会場は1日目の2階レストランではなく、9階レストランでした。個室orテーブル席のどちらが良いかと聞かれたので個室にしました。

朝食会場(9階レストラン)の個室。

趣ある和室です。日本の朝という感じですね! 朝食はこんな感じ。

朝食。盛りだくさんです。器がお洒落!

朝からごはんが美味しい……! あとやっぱり見た目も楽しめるのも良いです。

朝食後は折角だからと宿の付帯設備のカラオケを使ってみたり、まだ見てない展望スペースを回ったりしました。あと、また風呂に入りました。こいついつも風呂に入ってんな。

そうこうしている内にチェックアウトの時間になりました。時が経つのは早いものです。行きはタクシー(キャッシュバックあり)でしたが帰りは送迎があります。車も、ぎゅうぎゅう詰めのマイクロバスではなく普通のワゴン車(?)です。ゆとりがありますね! 普通の宿とは格が違います。

帰りの送迎車。普通の車だ……

そんなわけで伊東駅に戻ってきました。

伊東駅。リスポーン地点。実家のような安心感。

温泉むすめは良く見ますが、手前のやつは始めて見ました。

(何回も来ているというのもあり)伊東駅周辺でそんなに見るものもないので、お土産を物色して喫茶店で一息付いたらさっさと退散します。

茶店で一休憩。ベックスコーヒーの抹茶ラテは静岡限定なので来る度飲んでます。

というわけで移動移動。2日目の目的地は……鎌倉です! 特に何が観たいとかそういうのではなく、伊豆に行ったのでその足で観光しよう(ついでに泊まろう)ってやつです。

鎌倉駅。駅舎も趣があって良きです。

まず宿に荷物を置きに行きます。あ、2日目の宿は健保組合の保養所なので特に載せるべき画像はありません。夕朝食付きで1人5,000円を切るという狂った良コスパ宿ですが、宿は小綺麗でしたし食事もしっかりしていました。

道中、marisa という店を見かけました。服飾の店っぽいです。

marisa という店。ここをまりちゃのゆっくりプレイスにするよ!

宿に荷物を下ろしたら鎌倉駅付近を散策します。

御成小学校の校門。趣めっちゃありますね! これで市立なのか……

小町通り。鎌倉のメインストリートです。無限に抹茶系の飲み物が売っています。

鎌倉駅から小町通りを通って、鶴岡八幡宮に到着! 参拝した後、境内を散策します。

鶴岡八幡宮境内。

鶴岡八幡宮といえば、この前クンヌシサンが霊夢の絵を奉納していましたね。時期が違うので勿論見ることはできませんでした。残念。

境内には蓮の池があります。上野にある蓮池(不忍池)も見事でしたが、こちらも見事なものでした。

蓮池。東方的には重要な花です。何か幻想的……

この鶴岡八幡宮、なんと境内に幼稚園があります! 境内に幼稚園があるって凄くないですか? 先程の御成小学校といい、鎌倉は教育施設が凄いですね。

鶴岡幼稚園。ここで育った子供、めっちゃ信心深くなりそう……

鶴岡八幡宮を後にし、帰り道に八雲神社に寄ります。

八雲神社鶴岡八幡宮とは対照的に、人はいませんでした。

社名の由来は勿論「八雲立つ~」からです。祭神の中にはちゃんとスサノオの名があります。参拝して宿に戻りました。

 

3日目(9/3)

宿をチェックアウトして再び鎌倉を少しだけ散策。

由比ヶ浜ビーチ。宮古島の海を見た後だと……うん……という感じです。

電車に乗り込み大船へと移動します。ここも鎌倉観光のついで枠です。大船はあの高田健志さんの家があることで知られています(知られていない)。

というわけで大船をぶらぶら街歩き。折角なのでここでランチします(かながわpayも使ってみたいので……)。ランチはここ、「おぼんdeごはん」にしました。チェーン店ではありますが、生活圏内にないのと、妻が好きな店であるのと、かながわpay対象店舗であるということでここにしました。

おぼんdeごはんのランチ。マグロレアカツ定食。

クロフィンというデザート。糖質・脂質が多そうですが、つい……

ランチを楽しんで、帰路に就きます。

いやぁ、いつも以上に目的がふわっとしていてまとまりのない旅行でしたね! でも楽しかったです。こういうので良いんだよこういうので。

風呂は人間が生み出した最高の文化だよね、とどこぞの漫画キャラが言っていたのを思い出しつつ、筆を置きたいと思います。こんな駄文を読んでくださって、ありがとうございました。