tkです。つい先日、リングフィットアドベンチャー の2周目をクリアしました。
エンディング。普通のゲームだと playing のところが exercising になっています。
2020年8月10日、1周目クリア。
2021年5月31日。2周目(エクストラフィットネス)クリア。
リングフィットアドベンチャー を購入したのが2019年12月18日。そして、(キャプションにも書きましたが)2020年8月10日に1周目クリア、2021年5月31日に2周目クリアです。勿論、毎日プレイ(フィットネス)をしているわけではありませんが、自分でもびっくりするくらい続けられています。えらい!(自画自賛 )
2周目をクリアした後、なんと3周目が解放されました。最後の追加要素だそうです。
3周目(フィットネスマスター)にチャレンジ。
確かにこういったトレーニン グに終わりはないものですが、プレイヤーが3周目までプレイすることを想定して作ってあることに感服します。2周目をクリアした期間を考えれば、おそらく3周目をクリアするのは2022年に入ってからになるでしょう。
さて、ここからは私がリングフィットアドベンチャー の2周目をクリアするまでに至った道程を記録しておこうと思います。
そもそもなぜリングフィットアドベンチャー をプレイしようと思ったか、なんですが……これは多くの人の例に漏れず、単純に太ったからですね。
2018年度以前、実家や大阪に住んでいた頃の私の体重は60kg前後で、この体重をかなり長い期間ずーっとキープできていました。しかし……2019年度に東京に引っ越してきてから体重は激増し、2019年末に体重計に乗ったところ体重が約66kgとなっていました。
なんと1年で6kg近く太ったことになります。今まで何も意識しなくても60kg前後をキープしていただけあって、これはかなりショックでした。
この原因としては食べ過ぎが考えられます。2019年度の私は、白米をおかわりしてお茶碗2杯食べることや栄養表示を一切見ずにお菓子やアイスをバクバク食べることが習慣になっていたのです。今考えると身震いします。
しかし、単純に食事だけが原因なのかどうかは実のところよく分かりません。体重60kg前後をキープできていた大阪在住(独身)時代は、家ではコンビニやスーパーの弁当、職場では宅配弁当を食べる生活を2年送っており、自炊は一切しませんでした。これだけ見ると凄く太りそうですが、特に太らなかったのです。2019年4月末に結婚した為、所謂幸せ太りもあるかもしれません。
まあ原因がどうあれ、体重が激増した、ということは事実です。当時の私はこのままではいけないとは思い、ダイエットを始めました。
そのような中で、当時(2019年10~11月)大流行していたのがリングフィットアドベンチャー でした。Twitter でもプレイしている人が多く、リングフィットアドベンチャー ネタの呟きが多く流れてきていました(残念ながら今も続けている人はほんの一握りでしょうが)。
ダイエットを考えていた私にとってはまさに救いの手のようなゲームで、私も多くの人間の例に漏れず「欲しい!」と思ったわけなのですが、大人気だったリングフィットアドベンチャー は当時かなりの品薄で、手に入れることができませんでした。
そこで、友人の勧めもあり、フィットボクシングというゲームを始めることにしました。
ゲーム内容としては、Switch のコントローラーを両手に持ち、ゲーム中に流れてくる音楽に合わせてボクシングをするように動く、というものです。音ゲー をフィットネスに落とし込んだ感じ。
ただ、フィットボクシングはすぐにやめてしまいました。理由としては、なんといっても苦行感が強いことですね。同じようなフィットネスをルーチンワーク のように行うので、やっていて楽しくない。確かに身体を動かしているのですが、筋トレのように負荷がかかっている感じもせず、痩せるのかどうかもよく分からない。私には合いませんでした。
フィットボクシングが合わなかった私にはリングフィットアドベンチャー しか残されていませんでした。変わらず品薄でしたが、絶対に定価で購入するという強い意志のもと、ネット通販サイトの周回を行い、無事手に入手することができました。
リングフィットアドベンチャー 、無事ゲット!
そんなこんなでリングフィットアドベンチャー をプレイしていたわけなんですが……これがハマりました。
(今更ですが、)リングフィットアドベンチャー はRPG と筋トレを組み合わせたようなゲーム内容になっており、リングコンというコントローラーを使って、フィットスキル(筋トレ)を行うことで相手を攻撃する、というものになっています。
筋トレを行うことで、基礎代謝 (何もしなくても消費するカロリー)が向上する為、太りやすくやせやすい身体になるといったダイエット効果が期待できます。
ゲームのイメージ図(公式より拝借)。
たかがゲームと侮るなかれ、リングフィットアドベンチャー の筋トレは本当にキツいです。そりゃあジムのトレーニン グに比べれば負荷は小さいのかもしれませんが、ゲームとは思えないキツさです。筋肉にも効いている感じがします。
また、筋トレだけでなく、RPG 部分もしっかり作りこまれています。ゲームにはストーリーがありますし、プレイするステージは日々違うステージになります。トレーニン グを進めていくと、「ついにこのステージまで来たか…」という実感も、得ることができます。
このようなRPG 要素により、苦行感をあまり感じることなくプレイすることができました。レベルやスキルツリーといったコレクター要素もあり、これも「またプレイしよう」という気持ちにさせてくれます。
ともあれ、リングフィットアドベンチャー は私に合っており、続けることができました。
このリングフィットアドベンチャー というゲーム、定価は8,000円ちょいなので、本当に良い買い物をしたな、と思います。(場所にもよりますが)ジムに通おうと思ったら少なからず固定費がかかりますし、自宅からジムの場所が遠いとジムに行くのが面倒ですからね。ジムよりコスパ が優れていると考えています。
また、筋トレと同時に食事制限も行います。「どれだけいい運動も、悪い食習慣は倒せない」という偉い人(?)の名言にある通り、ダイエットをするにあたり、食事制限は避けては通れない道でしょう。
ただ、私が取り入れた食事制限は緩く、「なるべく高たんぱく質 低脂質の食事を心がける」ということだけです。どの栄養を1日何g摂る、とかそういった面倒なことはしませんでした。
つまり、世間でよく言われている脂質制限ではなく糖質制限 を行ったわけですが、これは接種カロリーを減らす為です。糖質が1g約4kcalなのに対し脂質が1g約9kcalなので、脂質を制限した方が効率良く摂取カロリーを減らせるんですよね。
摂取カロリーを減らすことはとても重要です。ダイエットの大原則として、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太るし、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せるというものがあります。世間には色々なダイエット法がありますが、この大原則だけは変わりません。
また、糖質制限 を行わない理由としては、糖質を制限をして筋トレを行うと筋肉が落ちる(らしい)ことや、糖質制限 を行うと食べられるものがかなり限られる、というものがあります。糖質制限 だと、大抵の主食が食べられなくなりますし、後述するようなプロテイン ドリンク(糖質15gくらい)も飲めなくなるんですよね。
勿論、糖質は血糖値の急上昇やそれに伴うインスリン (脂肪ホルモン)の分泌を促す為、過剰摂取はよくないのは言うまでもありません。制限しないまでも、常識の範囲内で摂取することを心がけます。
では、どのような食品を食べていけばいいのか。まず鶏むね肉が第一に挙げられるでしょう。鶏むね肉は高たんぱく質 低脂質低糖質低価格という、ダイエットをする人の為にあるような神の食材です。鶏むね肉を抜きにして、ダイエットは語れません。また、ささみやレバー、魚の刺身なども、高たんぱく質 低脂質でお勧めです。
間違っても、鳥かわ肉とかいう超高脂質の食品は絶対に食べてはいけません。鳥かわ肉はほとんどが脂質でできています。私は、鳥かわ肉を出された時は宗教上の理由でお断りするようにしています。
また、プロテイン ドリンクもお勧めです。脂質0のものも珍しくないですし、甘くて美味しい為、甘いものを食べたい・飲みたい! という欲求を満たすことができます。
代表的なプロテイン ドリンクとして、SAVAS (ザバス )があります。コンビニにも置いてありますし、プロテイン ドリンクのシェアNo1らしいので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
栄養としてはたんぱく質 約15g脂質約0gで、コンビニでの価格は1本152円(税込)です(最近はもうちょっと値上がりしたかもしれない)。私も以前飲んでいましたが、コスパ や味は悪くないと思います。
ただ、実はそんなザバス よりお勧めしたいプロテイン ドリンクがあります。日本酪農協同のプラスたんぱくです。
プラスたんぱく。あまり有名ではありません。私も大学の後輩に教えてもらいました。
このプラスたんぱくという商品、なんと1本105円(税込)です。ザバス が1本152円(税込)であることを考えると、脅威の安さですね。栄養としてはたんぱく質 約15g脂質約0gでザバス とあまり変わりませんし、主観的ですが味はザバス より良いと思います。ザバス よりコスパ が優れていますね。
このプラスたんぱくの中で特にお勧めしたいのがコーヒー味で、美味しいんですけど甘すぎるということはなく、あまり飽きのこない味なんですよね。私はこのプラスたんぱくを1日1本は愛飲し、累計すると恐らく300本以上飲んでいます。が、今でもまったく飽きる気配はありません。
プラスたんぱくの唯一にして最大のデメリットとしては、イオン系列の限られた店舗でしか取り扱っていないことです。メーカーがマイナーで、あまり流通していないみたいなんですよね。私は近所のピーコックというスーパーで購入しています。
ですが、このようなデメリットを補って余りある魅力がプラスたんぱくにはあります。本当にお勧めです(お勧めしすぎてアフィリエイターとか業者の回し者とかみたいになってしまいました)。
コスパ だけを追い求めるなら粉末状のプロテイン からプロテイン ドリンクを作って飲めよ、という話ではあるんですけど……作るのが面倒ですし、粉末を管理する時の衛生面もちょっと心配ですよね。私は味なども考慮してプラスたんぱくを選択しています。
また、最近は16時間断食という健康法も取り入れています。ダイエットの為だけにやっているわけではないのですが、16時間断食を大雑把に言うと「朝食を抜いて、夕食を食べてから翌日の昼食まで、何も食べない時間を長く作る」という健康法です。
私たちは普段、何も負担を感じずに口からモノを入れて食事をしていますが、身体の中の内臓では食べ物を消化する作業が必要な為、内臓に負担がかかっています。空腹の時間を長く作って、内臓への負担を減らそうぜ、というのが16時間断食という健康法です。
この16時間断食ですが、朝食を食べない分摂取カロリーが減少する為、ダイエット効果もあります。また、私は16時間断食を始めてから身体の調子もよくなりましたし、朝食を食べるのに必要な時間やお金が節約できるので、個人的には実践する価値のある健康法だと思います。
空腹の時間を長く作る分心配なのが昼食を食べる時の血糖値の急上昇ですが、これは昼食のGI値 を低くするように心がけることで対処しています。GI値 とは、食事をしてからどの程度血糖値が上昇するかの指標となっており、食材ごとにGI値 が算出されています。GI値 が低いほど血糖値が上がりにくくなる為、太りにくい食材とも言うことができます。
低GI値 の食材にもいろいろありますが、最近のマイブームはそばです。そばはGI値 が低く、食物繊維も豊富に含まれているというスーパーフードです。断食後の昼食ではそばをゆっくりと食べることによって、血糖値の急激な上昇は極力起こさないようにしています。
うどんはそばと似ていますが、うどんはGI値 が高く、そばのように食物繊維が含まれているわけではありません。これを知っていると、断然そば派になれると思います。
と、ここまで書いてきたように、リングフィットアドベンチャー のプレイと緩い食事制限で、体重や体脂肪率 はそれなりに落とすことが出来ました。
ダイエットを始めた当初(2019年末)は体重66kg前後、体脂肪率 は24%前後でしたが、今現在2021年6月時点では体重57kg前後、体脂肪率 は17%前後にまでなりました。体脂肪率 に関してはそもそも計測の精度が低く、日変動も大きいのですが、全体的に見ると下降トレンドで体脂肪が落ちてきているのかな、と思います。
また、数値だけではなく身体の見た目にも変化が見られました。腕や腹など、身体が全体的に筋肉質になってきたのです。ただし、残念ながらお腹の皮下脂肪は頑固で、モデルのように腹筋を割るのには至っていません。
リングフィットアドベンチャー はジムでのトレーニン グに比べて筋肉への負荷が小さいですので、リングフィットアドベンチャー だけで腹筋を割るのは難しいかもしれません。とはいえ、勿論続けていきますよ!
最近読んだ本によると、ウォーキングやランニングといった有酸素運動 はダイエットだけでなくメンタルヘルス や脳の発達にも良いとのこと。筋トレだけでなく、積極的に外に出てウォーキングやランニング、機会があればスイミングなどもしていきたいですね!